2025.11.13 日々の活動日記
防災イベント・救命救急ブース
11/2に開催した防災イベント「あつまれ!130人のリアル避難所体験!」
救命救急のブースでは、京都橘大学FASTの皆が訓練用の人形で心臓マッサージとAEDの使い方を参加者にレクチャーしてくれました。
赤ちゃんの訓練用人形や女性の下着をつけた人形なども用意してあり、参加者の質問に丁寧に対応していました。避難所での心の問題についての展示もあり、学生の皆さんのがんばりが伝わってきました。
当日スタッフとして参加させていただきましたが、お子さんからご高齢の方、車椅子の方等、色々な方が参加して下さり、色々な気付きをさせていただく事ができました。
その中で、特に印象に残ったのは、重複障害のあるお子さんと一緒に参加された方が、「今日は唯一救命救急のブ-スの和室には入れたけれど、いざ災害が起こった時は、人が多く集まる場所や慣れない場所等に行く事自体難しく、やはり自宅避難でないと難しいなという事を実感しました。」と話されていた事でした。
今回は、かなり頑張って来て下さったのだなと思いますし、参加して下さった事で今まで私たちが気づかなかったことを気づかせていただきました。
人が多く集まる環境が苦手な方や様々な困難を抱えておられる方、在宅酸素等の医療的な介入を必要とされている方、ご高齢や持病のある方なども、できるだけ安心して避難できる環境作りや対策の必要性をあらためて考えさせられました。
