2022.9.8 日々の活動日記
こどもの家・コンペ提出前の最後の会議!
今日も一日中、自宅にて仕事。その後こどもの家コンペに向けた提出前の最後の会議でした。昨年もチャレンジした日本財団のコンペ。同じメンバーでチャレンジ2年目です。
13日締め切り。一次通過すれば東京でのプレゼンです。あともう一息!頑張るぞ!
どうして米沢にこどもの家を寄贈したいのか。それは放射線を気にせずに自然体験できる場所を、心も身体も少し休めることのできる場所を、福島県近郊に造りたいという願いからです。建設場所でもある、青空保育たけのこ代表辺見さんは、福島市内で野外保育をされていましたが2011年3月の東京電力福島第一原発事故後、放射線が高い場所でこども達を保育できないと米沢に拠点を移されました。あの日から毎日毎日、福島からこども達をバスに乗せ(ご自身でも大型バスの免許も取られ)福島と米沢を行き来されています。これは大人の責任だと。あの日から毎日。そんな辺見さんがいらっしゃる場所だからこそ、ここにこどもの家を建築したいと思うのです。
毎年3月にミナソラは福島を思う講演会を実施しています。今年度はどんな内容にしようかずーと考えています。福島の解決していきたいことはたくさんある中で、今私が注目しているのが「小児甲状腺ガン」です。福島原発事故との因果関係は全くわからないものの、福島では300名を超えるこども達が発病しており、現在17歳から27歳若者たち6名が裁判を起こしました。先日TBSでの特集後、裁判を起こした若者たちがネットで叩かれるというショックな出来事もありましたが、10年たってやっと口を開くことができた彼らの決意を、進学も就職も結婚も自宅のローンも組めない、いつまた発病するか解らない毎日を過ごす若者たちの声に、私たち大人は耳を傾ける責任があるのではないかと思うのです。自分のこどもだったらと想像するだけで、胸が締め付けられます。誰も被爆したい人も、ガンになりたい人もいません。ミナソラメンバーに次回定例会で相談してみようと思っています。私たち40代50代はこれからの未来を創る若者たちを応援する世代でありたいと思っています。
私利私欲まみれの原発・電力。癒着や忖度にはもううんざり。100年先の子孫に顔向けできないことはしたくない。こどもの家が建設できたら救われる人が増えると信じて・・・あと少しあと少し最善を尽くしてみよう。100年先の未来の幸せのために・・・あとは祈る(笑)