2023.7.8 日々の活動日記
毎年恒例の洛西中学「ミンナソラノシタ」講演会へ
今日は洛西中学校の2年生に、東日本大震災福島第一原発事故を福島県いわき市で経験された明智さんと
ミナソラをどの様な想いで、どの様なことをしているか!そんなお話は林が担当させていただき
出前授業をさせて頂きました。
科目は総合の時間を使ってくださっているようです。
明智さんの被災経験を人に伝えること、カミングアウトすることが、とても勇気がいり、
過去の辛いしんどい経験や感情を思い起こすことだということも彼らに伝えて始めました。
私達の想いや願いは彼らのココロに届いたようで、こうして若い世代のこども達に
(彼らは東日本大震災の時は1歳)過去の出来事と、一つの真実や経験を伝えていく大切さも
感じます。
また、東日本大震災・福島第一原発事故後の福島の真の復興がどの様なモノなのか
私にはまだ答えが見つからないこと。だからこそ福島の未来は日本の未来だと思っていまも
見つめ続けていることを彼らに伝え、共に考えていけたら嬉しいと話しました。
私は良くポジティブな意味で「どうせ死ぬから」という言葉を使います。
多くの質問は「林さんの原動力は?」と聞かれたときに使います。
私は東日本大震災後の福島を見つめさせていただいているので、今日命が終わるかもしれない
そんな気持ちを常に感じています。自然災害含め、今・明日・何が起こるか解りません。
そう思ったときに、今、今、自分にできる最善を尽くすこと。これしかないと思うのです。
といっても、一人一人に出来ること、私に出来ることはとても小さなことです。
しかし!社会を諦めずに、「微力でも無力ではない」と自分に言い聞かせています。
全ては一人から!
ボランティア団体のミナソラは、当時は幼稚園ママの活動でしたが、こども達の成長と共に女性の
ライフスタイルは大きく変わり、仕事を始めたりするのでメンバーも10名程での活動です。
しかし、私達を応援してくださる方々、共に福島を見つけてくださる方々のお陰で
こうして活動が継続できていることに心から感謝しています。
そして、この様な機会を創ってくださる洛西中学の校長先生はじめ中心となってくださる
先生方に心から感謝しています。
今日は、京都芸大4回生の中村さんが過去の誌面をみてミナソラにご連絡くださり
今日の講演会も聴きに来てくれました。
初めましてでしたが、こうしてメディアのお陰でまた一人、また一人と未来へ関心を
寄せてくれる若者が出てきてくれることに感謝です。
私達のまち・県・国は私達が創っていくのです!
100年先もみんなそらのした幸せな社会でありますように。
その為に、今置かれた場所で自分たちにできることを行動していきました!
これからも共に!