2013.11.15 日々の活動日記
11月11日~13日まで福島へ視察に行って来ました!
念願だった福島の方々との交流会が沢山の方々のお力添えで実現しました。
今回は、保育現場を見たい!ということと保護者や先生方との交流。
ミナソラとして、何ができるのか?希望されるのか?本当にこの活動が現地の方々に喜んで頂けることなのか?を確かめに、まこと幼稚園の事務の先生と(会の副代表のお一人)と関西テレビさんと行って来ました。
まず、現在の郡山の現状としては外遊びは1時間。砂場は出来ず、主に室内で過ごす。
廊下でサッカーを楽しむ男の子たち。京都では叱られる光景ですが、廊下も走る。
だって、外で思いっきり走り回れないから・・・保護者の方は運動不足を改善するべくプールや体操等々のお稽古にも力をいれているとのことでした。
京都の子どもたちと何一つ変わらない、可愛い天使たち。
幼稚園の園庭には、線量計が設置され風等々で数値も若干変動していました。
一時間当たり0・138なので×24×365日で年間の数値が計算できます。(目安ですが)
放射線の問題がなければ今頃子どもたちの遊び場だった砂場。
保護者からも、砂で遊ばせたい。団子を作らせたい。とい声が多く聞かれました。
この日の為に集まって下さった3カ園の保護者の皆様。
2年8ヶ月過ぎた今、ご自身が感じていることを、初対面の私たちに話して下さいました。
心から感謝します。
そして、同じ母として今後も皆さんと繋がりたいと思いました。
そして、ミナソラの活動を心から喜んで下さり涙を流して下さった方々。
思っていても、口に出せなくなりつつある震災のこと・放射線のこと・話せて良かったと言って下さったこと。有難うございます。
今回のミナソラの支援金の窓口になってくださる、郡山市幼児教育センター長・大槻中央幼稚園 園長 安斉悦子先生と・・・(一番左の方です)
沢山おもてなしをして下さり、感謝です。ご自身の保育に対するお考え等々もお話して下さり、素晴らしい園長だと感じました。
各学年担当の先生方・・・年少さんはミニトマトを栽培し実らせたけど、食べさすことが出来なかった・・・
1人1人の成長を助けるために、ハグをしてお別れするようにした。
等など・・・先生方も思いを沢山話して下さいました。
希望者だけで、今年はお芋掘りをされたそうです。
しかし・・・貰い手がなく放置されているお芋達。
お話を聞かせて下さったお母様方の多くは、子どもたちの食にも気を配られていることを話して下さいました。内部被曝を防ぐために出来る事をしたい!中には、福島の物は検査済なので、気にせずに食べている・・・等々様々。
どんなことを気にかけて生活しているかも話して下さいました。
幼稚園の正門横にある400年以上たつケヤキの木
中々線量が下がらず、0.4あるとか・・・?
ケヤキの木がもし話せたら?どう思っているのかな?とケヤキの木に話しかけた私。
これからも、子どもたちを見守ってくれるでしょう。
朝から夕方まで幼稚園にお世話になりました。
本当に有難うございました。
この日は、夜に郡山市の市議会議員さんと懇談。
10時頃にホテルに戻りましたが、何だか?寝れない夜でした・・・
翌日13日・市民測定所 3aの野口時子さんにお会いしました。
右から3番めが野口さん。初対面にも関わらず、大好きな方でした!彼女も2児の母。
郡山に住むけれど、できる事はしたい。そんな思いで奈良の野菜を仕入れて販売したり
保養情報をながしたり、1検体500円で検査をしたりされているとのこと。
全くのボランティアです。
こんな方々にこそ、行政がお金を支払って欲しいと感じ私。
この日も沢山のママが、食材を購入にいらしていました。
今後共宜しくお願いします!
福島で初めて作られた室内遊びペップキッズ!
思いっきり走れる道や、室内砂場。
まこと幼稚園の砂場遊びにも講師で来てくださる砂場の神様 同志社女子大 笠間先生監修の室内砂場。
ペップキッズの線量計・・・
その後、福島市に移動。
ペップキッズの必要性を訴えた福島市で小児科をされている菊池先生の診療所へ・・・
その後、福島市が運営されている、笠間先生監修の室内砂場 「サンドパーク」へ・・・
福島市子育て支援課の河内様に色々お話をお聞きしました。
遊びに来られていたお母さんとも沢山話せてよかったです。
主に、遊び道具はボーネルンドのもので、先生遊ぶ・・・遊ぶ・・・遊ぶ・・・
どちらの施設も無料で、大人も楽しめるものでした。
外でも、何の心配も無く遊べる環境で、こんな施設があれば最高だと思いました。
そして、京都へ・・・
子どもたちも家族も、両親も、妹も、皆のサポートのお陰で行くことが出来ました。
明日は、会の定例会です!
簡単報告でした!語ると長くなりそうですが・・・学び多き・出会い多き・今後の活動の
エネルギーをもらえた旅でした。
感謝します!