2020.7.21 日々の活動日記 / 福島からの便り

福島で放射線を測り続けているパパの団体より・・・

九州の豪雨にコロナに・・・何だか心穏やかではありません。

皆様お変わりないですか???

今年はコロナの影響で幼稚園留学が実施できず、例年今頃は幼稚園留学の準備でパタパタしているのですが

今年はミナソラ活動スローです。

しかし、私はずっと安定して幼稚園留学を継続するにはどうすればよいかを考え続けております。

職場も、家庭も、最近始めたホットヨガも、4月からお世話になっている信頼資本財団の塾も

プライベートも毎日幸せで感謝しかないのですが・・・・・・今年は毎年5月に出向く福島行きも中止、

幼稚園留学もなくなると少しモチベーションが下がるというか・・・色々と考えてしまうというか・・・

福島の方々にとって私たちの活動はどうなのか?これは立ち上げからずっとヒアリングを続けて

一方的にならないように気を付けてきました。

今日は震災後から福島にて子ども達の過ごす場所の放射線量を測り続けているパパから

先日お送りした2019年ミンナソラノシタの報告書が届きましたとメッセージいただきました。

その文面をそのままご紹介させていただきます。

また、下記の添付写真は2019年夏の京都駅と2020年1月の福島市役所の放射線を測った写真です。

コロナも目に見えないですが、放射線もコロナと同じ。五感では感じることができません。

もうすぐ10年経とうとしている今もこうして放射線が存在し続けていることを私たちは忘れては

いけないと思うのです。これからの日本を担っていってくれる子ども達の未来を大人が力を合わせて

守っていけたら!とお送りいただいた放射線測定写真を見ながら思いました。

皆さんはどう感じられましたか???

下記原文そのまま福島パパより・・・

ミンナソラノシタ 代表 林リエさま

いつもお世話になります。 先日、幼稚園留学の冊子が届きました。ありがとうございます。 宛先不明で戻ってしまったものをあらためてお送りいただいたのだと思いますが、お手数をお掛けして申し訳ございませんでした。 さっそく、みんなで回覧しております。 あと半年あまりであの日から10年、私どもはその分の歳を取りました。 私どもの子どもたちも10歳大きくなって、多くは大学生になり、なかにはすでの社会人になった子もいます。 それほどの年月が経とうとも、事故発生時に比べて放射線量は下がっているものの元通りになっていませんし、安全だという人はいても、いまの福島が絶対に安全と保証すると責任を持って言っている人はいません。 廃炉も、除染で出た汚染土の県外搬出も、まったく見通しは立っていません。 県外でどれほどの報道がされているのかわかりませんが、たまり続けている汚染水(トリチウムが残留している処理水)の海洋放出については、県内の市町村の多くが続々反対の意向を示しています。県知事だけは国の援助との兼ね合いに配慮して言及しない態度をとっていますが。 一方で、諦め慣れ忘却といった風化が私たちのまわりで進んでいることも事実です。 そんななかで、幼稚園留学をはじめ、福島のこどもたちを応援するプロジェクトを続けていらっしゃる林さんには頭の下がる思いでいっぱいです。 これからも活動を続けられることを期待しておりますし、何かお手伝いできることがありましたらお申し付けください。 これからも引き続きよろしくお願いいたします。