2022.5.7 日々の活動日記

松本大学学長 菅谷昭先生へ逢いに・・・

2019年10月22日に当時松本市長をされていた菅谷昭さんを、ミナソラ主催の講演会にお招きすることが決まっていた。恐らくこのブログをご覧いただいている方々の中にも、講演会にお申込みくださっていた方がいらっしゃるかもしれません。

なぜ、菅谷さんのお話を皆さんに聴いていただきたかったか。それはチェルノブイリ原発事故後、小児甲状腺ガンの手術指導に日本から行かれた第一人者で、その後もずっとベラルーシと交流し応援し続けてらっしゃった方だったから。また東京電力福島第一原発事故後も一早く、松本子ども留学を企画され、保養事業を市として応援されている姿勢に私は感銘を受けていました。それだけ、放射能の怖さも、辛さも、大変さもご存じの先生のお話を京都の皆さんに聴いて頂きたかったのですが・・・なんと前日に台風がきて松本市を直撃。。。そんな大変な時に市をあけられないと。はい!当時、Louis Vuittonに努めていましたが、講演会の講師が急にこれなくない、申し込みも200名を超えていたので冷汗。仕事も手につかず、当時の上司に正直に話し、早退させて頂きました。そこから翌日どんな講演にするか、緊急会議。

当時、幼稚園留学で福島から来てくれていたママが、ピンチヒッターで登壇してくれることになり、また私の職場の後輩が福島出身で講演会当日お手伝いに来てくれることになっていたので、後輩も急遽登壇。ミナソラの底力発揮!というくらいそれはそれは素敵な講演会となりました。急遽登壇してくれた福島ママにも助けられました。

あの日、お逢いできなかった菅谷さんに、お逢いしたいなぁとずっと願っていた私にチャンス到来!こどもの家構想も気にしてくださっており、色々と近況報告と、私の悩み事を聴いて頂きました。「大変なことも多いだろうけど是非活動を続けてください」とおっしゃっていただきました。私は「はい」と心を込めてお答えしました。先生はウクライナ侵攻についてもとても心を痛めておられました。一日も早く戦争が収束しますように・・・