2020.5.20 福島からの便り

福島からの便り Vol.1

こんにちは、はじめましての福島支部からです。

福島県郡山市にある我が家の除染土搬出が始まりました。
震災後、庭の土が高線量だったため、敷地内の地下に埋めたものをです。
震災から9年が経った今、ようやくそれらを掘り起こし、中間貯蔵施設に運ぶ流れとなりました。

除染の作業をされている方々は、長い間 地下に埋めていたので線量は下がっているから問題は無いと口々に言いますが…
7歳と3歳の子をもつ親としては心配でなりません。
作業完了まで約1週間かかります。子どもたちはその間 学校・幼稚園を休ませ、市外にある私の実家へ避難させました。
分散登校が始まり、
「やっと学校へ行ける~!!」
と大喜びだったので、本当に切ないのですが…
夫と話し合い、子どもたちの体のことを第一に考えました。

学校や幼稚園の先生方も理解してくださったのでその点はホッとしています。

現在、妊娠8ヶ月の私も避難したかったのですが除染土の搬出には立ち会いが必要なので断念しました。

それにしても すごい量の除染土。
大型重機とダンプカー3台で作業をしています。
この土を再利用するだなんて、私には考えられないな…
と思ってしまいます。