2015.6.9 日々の活動日記 / 福島こども応援基金

こどもがまんなかフェスティバルin郡山に参加して・・・

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5月30日(土曜)郡山幼稚園協会主催「こどもがまんなかフェスティバル」郡山で行われました。
全国の皆様の想いで届けることのできたホワイトサンドで嬉しそうに遊ぶ子どもたちを前に、多くの方々と力を合わせてこの日を迎えることが出来たことに只々感謝でした。

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子ども達を迎える前に、郡山市の23か園の幼稚園の先生方と一緒に山を作ったりお団子を作ったりと準備をして開場を待ちました。第一号で参加して下さった親子は、「現在も幼稚園以外では外遊びをさせていない。今日のホワイトサンドをとても楽しみにしてきた」とおっしゃつて下さいました。

郡山も23カ園あるので、園によって様々の様ですが、一緒にお団子作りをさせて頂いた先生の園は、現在も外遊びは制限時間を設けているそうです。それが3日間で30分。1日30分外で遊んだら残りの2日は外遊びをしていないそうです。そして給食も県外産の野菜等をしようしていると話されていました。子ども達が裸足で嬉しそうに砂を踏みしめる嬉しそうな笑顔にこの子たちには何の責任もないのに、制限や抑圧の中で大きくなる子ども達に大人として申し訳なく思う私が居ました。

多くのお母さんともお話させて頂けました。「普通に生活しています」「何も気にしていません」そんな声もありました。しかし、話を進めると「子孫になぜ先祖はこの地を離れてくれなかったのか?」と言われたらどうしよう・・・「放射線のことをあまり知らないから気にしてないのかな?」という言葉が・・・我子の幸せを願わない母はいない。そう思うと本当に安全かどうか?我子に何かあったらどうしよう。県内で結婚もしてほしい。そんな母の声もありました。

林間学校で我子が除染もしていない山に一泊します。こどものお友達と林間学校に行きたいという気持ちを考えると止めることは出来ないけれど、どうして態々除染も済んで居ない山に子どもたちを連れていくのか?そのお母さんは水を支援してくださる団体に掛け合い、学年分の水を学校に許可を貰い運ぶそうです。

子育てだけでも色々と悩むのに、一つ一つの出来事や行事に一つ一つ考えて悩んで自分で判断して動いてこの繰り返しを想像すると、同じ母として胸が締め付けられます。こんな日本でいいの?現に今同じ日本国内での出来事です。我子がこれから担う日本の今です。

ミナソラでは今回この福島訪問を京都の多くの方々に知っていただきたいとミナソラ通信(仮題)を制作することにしました。3名で行かせて頂いたので個々にまとめて3人でまとめて皆様の手元に届けられたらいいなぁと思います。また、まとめたものはHPでもご紹介させて頂きたいと思います。

福島訪問を早くHPでご報告しなければと思いながら書いては消し書いては消しの日々でした。福島には多くの友が出来ました。本当に私にとって大事な方々です。全国に50を超える原子力発電所がある日本。地震大国の日本。ミナソラは「母」と「子」と「未来」この3つをキーワードに活動しています。

近日にミンナソラノシタの活動が関西テレビのニュースアンカーにて放送されます。多くの方々に見て頂けると嬉しいです。そして共に活動して頂けたら、嬉しいです。

皆様のお蔭で福島の子どもたちが楽しめました!皆で力を合わせて今置かれた場所で個々に出来ることをしていきましょう!考えることも大事ですが、動くこと!行動すること!出来ることをミナソラもやっていきたいと思います。皆様に感謝の気持ちを込めて・・・

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