2014.10.17 日々の活動日記
3a!郡山 代表野口さんから今の気持ち届きました
今年の3月18日に郡山のお母さん方が安心安全を求めて立ち上げられた3a!郡山 代表野口時子さんをまこと幼稚園にお招きし講演会を行いました。
あれから半年が過ぎ・・・今の気持ち教えてください!と連絡するとお忙しい中送ってきてくださいました。
今月まこと幼稚園の取り組みで、郡山の幼稚園児母子が二組郡山から来ます。
色々な思いや考え方がある中で、ミナソラは色々な声を聴きたいと思っています。京都に居ると現地のお母さんたちの声は中々聞こえてきません。
だから今回もまこと幼稚園に来てくださったママと同じママとして仲良くしたい!色々と話したい!と思っています。
郡山在住 野口時子さんの今の気持ちをお読みください。
この秋、福島県郡山市では『B級グルメグランプリ』が開催されます。 昨年のB-1グランプリは「浪江焼きそば」でした。浪江町と言えば、福島第一原子力発電所から9㎞しか離れておらず強制避難指示となり、福島県内の仮設住宅にバラバラになっているため、県内一番の商業地である郡山市が会場となりました。 メイン会場となる『開成山公園』は緑豊かなとても広々とした公園です。イベント事は必ずこの公園で行われ、県民であれば誰でもが知っている公園です。 しかし、原発事故以後は『放射線量が高い!』という事で全国的に有名になりました。その悪しき評判を払拭すべく2度の除染作業は行われましたが、まだまだ納得できる数値ではないと思います。 そして、その会場までの3㎞弱の道路の除染も始まりました。その道路は毎日通学路として多くの子ども達が通る道です。 震災直後から、「子ども達の為に早く除染してください!」とお願いしてきましたが、一向に除染をしてくれる事はありませんでした。それなのに、このお祭りで全国から人が集まるから、こんな時こそ『風評被害を吹き飛ばせ!!』と、3年半も除染すらしてくれなかった行政は今怒涛の除染作業中です。 おかげで子ども達の通学路の放射線量は少しは下がることでしょう。 こんな郡山へ全国から大勢の方がお見えになり、こんな所で食事をするのかと思うと心苦しくなります。しかし、こんな所に住んでいる私たちがいる事も忘れないで欲しいのです。 子どもを少しでも放射能の被害から守る為に、西日本の野菜を買い求め、休みのたびには保養へ送り出し、小児甲状腺がんの発症におびえながら暮らしている沢山の家族がいることを忘れないで欲しいです。 Fukushimaは終わっていません。 Fukushimaを忘れないでください。 私たちと繋がってください。 野口時子